人生をかけて、僕が本当に成し遂げたいこと

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皆さんこんにちは、アンドリューです!!

僕はアメリカで生まれ、ベルギーで幼少時代を過ごし、現在は名古屋大学教育学部の一年生です。

今回は、前回の記事

http://blog.hatena.ne.jp/andrewyusuke/andrewyusuke.hateblo.jp/edit?entry=8454420450104994881

の続きを語り、完結させたいと思います。

少しの間お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

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東京に到着した僕は、それぞれのメンバーと本気で語り合いました。一人ひとりの夢やテーマ、EDUCAに懸ける想い。そしてそのうえで改めて感じた、僕たちの共通意識。

それは、「誰かの人生が変わるような、世界が広がるような教育を届けたい」という強い想いでした。

革新的なことをしたい、社会にインパクトを与えたいという思いが本来の目的を先行してしまうことも多かった僕たちにとって、EDUCAの目的、ビジョンについて改めて議論し、共有し、考えることができたのは大きかった。

ここに、再スタートを切った僕たちEDUCAの新たなビジョンと、行動指針を宣言します。

【VISION】

世界が広がる学びを、誰にでも。

【行動指針】

それはワクワクするものか ー夢中な人が最も強い

いかなる時も生徒目線 ー生徒は本当にそれを求めているのか

10の議論より1の行動 ー即断即決、まず試してみなければわからない

決めたら今すぐ取り掛かる ーやるべきことに責任を持ち、後回しにしない

やるならやりきる ー中途半端に終わらせず、必ず目標を達成する。

 

以上のビジョンと行動指針に従って、EDUCAは生徒の可能性を最大限に広げるべく、引き続き活動していきます。 今後の活動については、僕のブログはもちろん、EDUCAのブログのほうで更新していきます!!

http://class4every1.jp/educa/blog/

 ーはじめにー

さて、前回僕は、自分がEDUCAに全力を注ぐと決心した経緯についてお話ししました。でも、あれだけ言っておきながら、実はまだまだ納得のいかない部分、考えきれていない部分があったのです。それは、自分が人生をかけて成し遂げたいことは何なのか。そのうえで、なぜ今EDUCA を選ぶのか、という点です。なぜEDUCAじゃなければならないのか、他にも夢を追求できる活動があるのではないか。たくさんの人に問われましたし、自分自身、明確な理由を導き出せていませんでした。

そんなモヤモヤした状態の中、僕が個人的にメンターだと思わせていただいているフジテレビの方に会いに行きました。平静を装っていつも通りEDUCAについて相談やアドバイスを頂こうとしたけれど、簡単に見破られてしまいました。笑

 

「君が生涯を通じて本当にやりたいことは、実際のところ何なのか。そのうえで今EDUCAに献身するのは、最適な選択なのか。」

 

僕が考えきれていなかった問いを投げかけられて、情けないけれど、うまく答えられなかった。僕は直感だけで判断したり、とりあえず行動してしまう人間です。それはそれでいいのですが、大事なことを考えずに後回しにし続けると、わけがわからなくなります。そしてここ数日はまさに、そのわけわからない状態に陥っていました。笑 道もわからず歩き続けたり、自分史を書いてみたり、なぜか野宿を試みたり。 そんな中、何とか現時点で自分の納得のいく答えを見出せました。それを忘れないうちに書き留めておきたくて、今記事を書いています。

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 自分で刈ったので、悲しくなるくらい虎刈りです...笑

 

ー自分が本当にやりたいことー

 

「誰かの夢や可能性、世界が広がることをしたい」 これは前回の記事にも書きましたが、どうしようもなかった自分が恩師によって変わった経験から生まれた、 僕の夢です。この夢を実現するために、僕は今まで様々な活動をしてきました。もちろん、EDUCAもその一つです。ただ、結局のところ、自分が生涯を通じて成し遂げたいこと、本当にやりたいことは何なのか、よくわかっていませんでした。だからこそ今回、もう一度自分の過去を振り返って考えてみました。

 

 ー日本を変えたかったー

 

この間久しぶりに会った同級生に、「今カンボジアで活動してるんだって!?いったい何が起きたの?」と言われました。というのも僕は、「日本人を変えたい、日本を変えたい」と豪語し続けてきた人間だったからです。この背景には、前回語らなかったことがあります。

恩師の教えを通じて教育に可能性を見出し始めていた僕は、「先生になりたい」と漠然ながら思っていました。先生になって、自分のように悩む生徒の世界を広げたい。実際に、教員採用試験の問題集を購入して勉強していたほどです。(当時高校一年生です。笑)

そんな僕の想いが確かなものとなったのは、外務省の「架け橋プロジェクト」に参加したときです。日本の代表として選ばれた学校の生徒がアメリカに渡り、二国間の交流を促進するというのがプロジェクトの趣旨でした。僕は、日本を代表する他校の生徒たちはきっと、大きな夢や目標を持っているのだろうなと思っていました。

しかし、実際のところほとんどの生徒が、明確な夢を持たないまま学校に行き、とりあえず勉強し、なんとなく大学に行こうとしていたのです。彼らにとっての世界は学校や塾だけで完結していて、狭い世界の中だけで夢や将来について考えていたのです。実際に、やりたいことが見つからないという話を何度も聞き、僕は昔の自分を連想しました。

けれど、アメリカを訪問して自分の知らない世界を感じたり、たくさんの生徒と交流する中で、彼らは変わっていきました。自分が見ていた世界はなんて狭かったんだろう。もっと積極的に狭い世界から外に出ていかなきゃ、自分のやりたいことは見つかるわけないんだ。最後にはそう言っていました。

自分の知らない世界を知ることが、将来の可能性を何よりも広げ、本当にやりたいことを見つけるきっかけになる。僕自身も、自分にはなかった考え方、生き方を知ったことで、世界がパッと広がった。狭い世界にこもっていたら、その中だけの生き方や考え方に従ってしまって、将来の選択肢が限られてしまう。けれど、積極的に自分の世界を広げようとすれば、自分が本当にやりたいことを見つけられる。

 

それなら、日本人の世界が広がるようなことをしよう。人生が180度変わるような体験を、彼らに届けよう。

そう考えました。

 

それを成し遂げるためには先生になるのではなく、もっと教育に影響力のある人間にならなければいけないと考え、僕は名古屋大学教育学部を目指しました。日本の教育を変えて、日本人の世界がもっともっと広がるようなことをしたいという一心で。

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若かりし高校時代。まだ髪があります。笑

 ーもう一つの世界ー

 

何とか大学に合格した僕は、エネルギー満タンで大学生活のスタートを切りました。けれど、前回の記事でもお話したように、大学の授業に全く可能性を感じられなかったのです。そこで、国際交流団体の支部を立ち上げたり、留学生と一緒に国際交流の推進活動をしてみたものの、しっくり来ませんでした。

こんなことで、日本人の世界を広げられるのだろうか。僕はわからなくなっていました。そこで僕は、自分自身の見ている世界が狭いからうまくいかないのだと考え、タイの山岳民族の村へと飛び立ったのです。

その先で僕が目にしたのは、夢があるにもかかわらず、それに挑戦できない生徒たちでした。せっかく夢を持っていても、それを叶えるために勉強する環境が整っていない。どれだけ努力しても、世界が広がらないままでした。そして、有り余るエネルギーを活かしきれずにいるそんな彼らの姿が、昔の自分と重なりました。こういう生徒が、世界にどれだけいるのだろう...

 

彼らの世界を広げたい。誰だって自分の夢を追求できるって証明したい。

 

僕はまた、そう思いました。それで完全に火のついてしまった僕は帰国後にEDUCAと出会い、ひたすら突っ走ってきました。そのうえでぶち当たったのが、今回の壁です。

果たして、僕が本当にやりたいことは何なんだろう。

もともとは、日本人を変えたいって言ってなかったっけ?

そもそも、自分は誰の世界を広げたいんだ?

夢のない人の世界を広げて夢を見つけてほしいのか、

夢のある人の世界を広げて夢を叶えたいのか...

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ー僕が人生をかけて成し遂げたいことー

 

考えても考えても答えが出なくて、ここ四日間は本当に憂鬱でした。笑 実は、僕が考えることを避けるのは、難しく考えすぎてどんどん落ち込んでいくからです。けれど、今回ばかりははっきりさせないとまた同じことを繰り返すと思い、ひたすら思考にふけりました。

そしてたどり着いたのは、信じられないくらいシンプルな答えでした。

 

僕が人生をかけて本当にやりたいこと、それは、夢がない人も、夢があるのに挑戦できない人も、世界を広げることのできる機会を創ることです。

 

要するに、両方やりたいです。笑

そもそも、「日本」と「発展途上国」とか、「夢のない人」、「夢のある人」と分けて考えていたのが間違いでした。どちらかを選ばなければならないなんて誰が決めたのでしょうか。今まで見えなかった世界が広がって、自分の人生が変わった。こんな体験を一人でも多くの人にしてほしい。ただそれだけです。

そしてそもそも、日本にだって夢に挑戦できない人は大勢いるし、発展途上国にだって夢を持っていない人、狭い選択肢の中から夢を選ばなければならない人はいくらでもいます。だからこそ国に固執する必要はなくて、世界中の人にインパクトを与えたい。

僕はもともと二つに分かれていたわけではなくて、夢が見つからないのなら一緒に探したいし、もう見つかっているのならそれを全力で応援したかった。

最初から、本当にやりたいことはブレていませんでした。

 

ーなぜ今、EDUCAなのかー

 

とはいいつつも、物事には順序があります。笑 そのうえでなぜ僕は今、EDUCAを選ぶのか。

一つは、自分が、EDUCAがやらなきゃ誰がやるんだ、という思いがあるからです。

先進国、例えば日本であれば、何にでも挑戦できる環境がある程度整っています。教育の質が保証されていて、公共の教育施設にもアクセスできる。夢があれば自分のできる限りの力でそれを追求できるし、それを応援してくれる人が周囲にいることもあります。

問題なのはこのような環境にいるにもかかわらず、やりたいことや惹かれるものに出会っていない人が多くいることですが、少なくとも発展途上国よりは、夢を追求できる環境にあります。

一方、人口が少ないカンボジアでもさらに僻地にある地方の生徒に、様々な世界を見て夢の選択肢を広げたり、掲げた夢に挑戦できる環境はほとんど整っていません。個人や周囲の努力ではどうにもならない問題、外部からの協力を得ることの難しい問題がそこにはあります。

シンプルだけど、置かれている環境の厳しさや与えられているチャンスの少なさから、今は彼らに対して自分のベストを尽くしたい、何とかして現状を変えたいという想いがあります。

もう一つは、有り余るエネルギーの使い途を探る生徒たちの姿が、僕の過去と重なるからです。そんな可能性に満ちた彼らに、そのエネルギーを存分に発揮できる何かを見つけてほしい、一緒に見つけたいんです。

そして何より、そんな彼らの可能性に満ちた未来を想像してワクワクしている自分がいます。これはやっぱり感覚的な話になってしまいますが、僕を惹きつける何かがカンボジア発展途上国、そこにいる生徒たちにはあります。

だから僕は、20173月まで、EDUCAに全力を注ぎます。

とか言いつつ、日本に対するアプローチもすでに始めています。笑

それについては、またどこかで詳しくお話ししたいと思います!!

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カンボジアの生徒たち

 

ー最後にー

 我ながら長かった。笑 最後まで読んでくださった方はご自身の持久力に自信を持ってください!!笑 とにかく、ありがとうございます。

まだ完全に整理できてはいないし、今後も悩むことは確実にあります。けれど、それは同時に自分が成長しているということです。だから、次に何か壁にぶち当たった時は、「やったぜ!!これでまた成長できる!!」くらいのテンションで行こうと思います。

ぜひ今後も、EDUCAとアンディをよろしくお願いします。