マクロにとらわれるな、ミクロに突き抜けろ。僕の「これまで」と「これから」の話。

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今回は、今僕が考えていることを、考えているままに綴りたいと思います。

ものすごく個人的な話だし、ものすごく長いので、関心のない方には読まないことをお勧めします。けれど、最後まで読んでくださった方には、ぜひ直接会ってお話したいです。いつでも連絡ください。

 

 

 僕は今、大学一年生で、休学してカンボジアにおける教育事業に専念しています。
興味のある方は、こちらをご覧ください。
 
 
僕は最近ずっと、自分に絶望していました。自分の存在価値がわからなくなって、自分を信じられなくなって、ただただボーッとしたり、わけもなく歩きながら、ひたすら過去を振り返って、いろんなことを考えました。
 
今から話すのは、今までずっと思ってきたことではなくて、絶望して過去を振り返ったときに掘り出されたことたちです。
 
僕の体験が、一つの例として誰かの学びにつながればいいなと思います。
 
 
 
僕は幼い頃から、自分の存在価値を人より何倍も強く求めてきました。
自分の生きる意味を感じたかった。高めたかった。
 
3歳くらいのとき、僕は父に、兄と自分のどちらが好きかを執拗に聞いていました。
大好きな父に、自分のことを誰よりも好きでいてほしかった。必要としてほしかった。
小学生のときから、好きな友達には、自分のことを一番の友達だと思ってほしかった。好きな先生には、自分のことを一番の生徒だと思ってほしかった。
好きな女の子には、自分のことを一番好きでいてほしかった。
そうすることで、自分の存在価値を感じたかった。
 
常に、誰よりも優れていたかった。スゴいと思われたかった。認められたかった。
だから、勉強もスポーツも頑張った。リーダーやキャプテンもやった。
とにかく目立とうとした。自分を見てほしかった。自分を認めてほしかった。
 
 
テニスは、特に頑張った。
強くなりたくて、認められたくて。
けれど、結果を出せなかった。
負けて、人より劣っていると思われたり、自分でそう感じるのがものすごく恐かった。だから誰よりも練習するのに、いざ試合になると負けるのが恐すぎて、ビビって、全然勝てなかった。
その度に、自分の存在価値を疑って、絶望した。
 
テニスは、個人のスポーツ。だから、「自分が」結果を出せればそれでよかった。自分を引き立たせるためにも、他はみんな負けろと思っていた。「自分が結果を出すこと」が全てだった。でも、出せなかった。
 
*すべてのテニスプレイヤーがそう考えているわけでは決してありません。
 
 
そのぶん、テニス以外がエスカレートしていった。とにかく目立ちたくて授業を妨害したり、髪を染めたり、バンドをやってみたり。とにかく自分のことだけを考えて生きていた。自分が存在価値を感じられれば、それでよかった。他人のことなんて、どうでもよかった。
 
 
そんなとき、人生最大の失敗をした。
数万円分、お金を払わずに学校のバスに乗っていた。いけないことだとはわかっていたけれど、自分が良ければいいやと思ってた。
それがバレて、退部させられそうになった。停学させられそうになった。
そんな状況においても、僕は自分のことばかり考えてた。みんなから見下されるのかな、先生から怒られるの嫌だな。
 
でも、そんなとき、僕のせいで、先生がいろんな人に頭を下げていたことを知った。
親も、先生に謝りに行った。
 
 
やっと気づいた。
 
 
俺は、今までどれだけの人に迷惑をかけてきたんだろう。自分のせいで、どれだけの人が不幸になったんだろう。
自分のことばかりを考えて人に迷惑をかけて、テニスでも結果を出せなくて。
クズじゃないか。
ダメ人間じゃないか。
こんな自分に、存在価値なんてない。それどころか、マイナスなんだ。生きてる意味なんてないんだ。
 
心から絶望した。何よりも求めてきた自分の存在価値を、全く信じられなくなった。何度も、死んだほうがいいんじゃないかと思った。
 
 
それでも、そんなにクソみたいな自分にも、信じてくれる人がいた。
 
見捨てないで、叱り続けてくれる先生がいた。慰めてくれる仲間がいた。
 
「ユウスケなら、変われるって信じてるから。」
 
そう言ってくれる人たちがいた。
 
そんな人たちのおかげで、
 
「自分だって生きていいんだ。こんな自分にも、存在価値があるんだ。」
 
そう信じることができた。
 
 
だから、自分はもっと人のために生きよう。誰かの幸せのために生きよう。
そう誓った。
 
 
友達に勉強を教えたり、いろんな相談に乗ったり、みんなが最高の想い出を作れるように、文化祭や体育祭を仕切ったり。好きな人を、本気で幸せにしたいと思ったり。少しずつ、人のために動きたいと思うようになった。誰かを幸せにすることで、自分の存在価値を感じられるようになった。自分を信じられるようになった。
 
 
 
けれど、相変わらず、結果を出すことへのこだわりは強かった。
結果を出して、認められたい。それによって、自分の存在価値を高めたい。
 
テニスは少しはマシになったけれど、ビビりは健在で、満足のいく結果が出せなくて焦ってた。
 
そんなとき、それまでで一番悔しい負け試合を経験した。
また、自分の存在価値を信じられなくなった。もうテニスなんて辞めたい、何もかも放り出して、逃げたい。
 
それでもそれを乗り越えられたのは、あのときの経験があったから。
あのときだって、絶望を乗り越えられたじゃないか。変われたじゃないか。
自分なら、絶対に乗り越えられる。
自分ならできる。
 
そこからは、死ぬ気で練習した。次は絶対に勝つ。死んでも結果を出してやる。
 
少しずつ、結果が出始めた。
認められるようになった。
そんなとき、死んでも負けたくない、自分がライバルと思っていたやつと、決勝で対戦することになった。
本気で、負けたらテニスを辞めようと思って練習した。
そしたら、勝てた。
本当に嬉しかった。泣いた。
 
たくさんの人に評価された。自分の存在価値を、心から信じることができた。
 
 
 
けれども、それで自分は調子に乗ってしまった。前ほど死ぬ気で練習しなくなった。
そしたら、引退試合で、結果を出せなかった。最後の最後に、自分は詰めが甘かった。
 
その後悔が、自分の「結果を出すことへの執着心」を増大させた。
 
受験。
自分の学校では毎年数人受けるか受けないかの、難関校に挑戦した。
 
自分も、自分を変えてくれた先生みたいに、教育の力で誰かの可能性を広げたい。そう思い、教育学部を目指して、必死に勉強した。合格しないなんてありえなかった。
 
そのために、必要ないと感じるものは取り除こうとした。友達や家族との時間、大切な人との時間。学校も休むようになった。
朝起きてから夜眠るまで、食事中も移動時間も、ひたすら勉強した。
合格すること以外何も見えなくなっていた。
 
結果は、合格。
 
今まで生きてきて一番嬉しかった。
本気で努力すれば、結果は出せる。自分の可能性は無限大だ。そう確信した。
 
そんな自分は、
 
大学に入ったら、誰かの可能性が広がるような、デカいことをしたい。それで凄い結果を出して、もっと評価されたい。
 
そう思い、大学に通い始めた。
 
けれど、2週間で、講義には行かなくなった。
毎日ただただ講義を受けてても、何の行動も起こせないと思ったから。
 
そこで、日本人の可能性を広げたくて、国際交流の団体を立ち上げた。
けれど、早く結果を出すことにばかりとらわれて、自分だけで突っ走ってしまった。結果、組織としては全く機能していなかった。
 
でも、信頼できる仲間がいて、そいつらが組織を立て直してくれた。
そこで反省すべきなのに、自分は相変わらず、「自分が」早く結果を出すことばかり考えてた。
大学に入って、スゴい結果を出している人たちを見て、焦ってた。
 
以下、僕に特に火をつけた2人を紹介させていただきます。
 
アツさん
ゆうと
 
それで、タイに行ったり、ヒッチハイクしたり、講演をしたり。とにかく動きまくった。
 
そんなときに出会ったのが、EDUCA。
 
直感で、「これだ。」と思った。
1週間後にカンボジアへ。
帰国後、毎週ヒッチハイクで東京に通い、ミーティング。
出張をしまくり、2ヶ月でスマホを100台以上集めた。
 
自分を突き動かしていたのは、もちろん、途上国の生徒の可能性を広げたいという想い。誰かのために動きたいという想い。けれども、その先には、「早く結果を出して、認められたい。」という気持ちがあった。今振り返ると、その気持ちは自分が思っていた以上に強かった。
 
実際、それだけ突き抜けることで、自分でも驚くくらい成長していた。
全速力で走っては壁にぶち当たって、いろんなことを考えた。
 
それについては、よかったら、今までの記事を読んでみてください。
 
 
そんなこんなで、夏休みにプロジェクトを実施し、帰国。
休学し、東京に来たと思いきやデング熱を発症、あえなく退散。
退院と同時に東京へ戻り、いろいろあって絶望し、現在にいたります。
 
 
何が起きたのか。
 
 
先日、尊敬する三好大助さんにお会いすることができました。
 
TEDxのプレゼンを見て、何だかよくわからないけれど、すごく恐縮だけれど、自分と似ているような気がして、いつか絶対にお会いしたいと思っていました。
 
こちらが、そのプレゼンです。
 
僕は、お会いしたそばから猛スピードで、自分の話したいことだけを一方的に話してしまいました。
 
話しながらどこか違和感を覚えつつ、いつも通り、マシンガンのように話し続けました。
 
ひと段落ついて、
 
「今、どういう気持ちですか?」
 
そう言われたとき、
 
僕は、すべてが停止して、一つの意識だけが自分の中で生まれる感覚を覚えました。
 
「自分は、ものすごく焦ってるんだ。」
 
自分は、自分の「結果の出し方」を信じて疑いませんでした。最短距離でゴールに向かうため、必要のないと感じるものは全て排除する。結果を出すことがすべて。一点だけを見つめて、突破する。
 
それを僕は、「スピード感」だと認識していました。でも、それは違った。
 
僕は、ただただ「焦って」いただけだったんです。
「早く結果を出したい」という想いが自分を突き動かしていることは知っていましたし、それによって自分勝手になっていたことは十分わかっていました。
けれど、それは自分にスピード感があるのだと思い、「焦っている」と感じたことは、不思議なことに一度もありませんでした。自分が間違っているとは思えませんでした。
 
けれど、それはおそらく、誰が見てもわかるくらい、外見に表れていました。
 
口と肩を震わせながら話す僕に、
 
「そんなに焦らなくたっていいよ。一回落ち着こう。」
 
大助さんは、そう言ってくださいました。
 
そこからは落ち着いて話せたけれど、最後までずっとモヤモヤしてた。
 
終わった後もどこか放心状態で、ひたすら歩きまわっていました。
 
そうか、自分はずっと焦っていたんだな。
 
そう思って、改めていろいろなことを振り返って、気づきました。
 
自分は、焦りによってたくさんのものを失い、たくさんの人を傷つけてきたのだと。
 
僕は、結果を出すことに焦るあまり、余裕を完全に失っていました。
朝起きてから眠りにつくまで、食事中も、移動中も、誰かと話している時も、ひたすら仕事のことを考えていました。「早く結果を出さなきゃ、早く結果を出さなきゃ。」そんな異常な焦りにかられ、狂ったように猛進していました。だから、少しでも自分のスピードを遅らせると感じたものは、徹底的に取り除こうとしました。仕事以外の用事、友達や家族、大切な人との時間、オフや休暇。
 
そして、僕は自分のチームですら、必要ないのではないかと考えてしまうときがありました。自分が1人でやったほうが早いのではないかと思い、実際に抜けようとしたこともありました。
 
とんだ大バカ野郎です。
 
自分は、EDUCAのメンバーから、また、生徒や現地の人々を含め、EDUCAを通じて出会った人たちから、本当にたくさんのことを学びました。
 
それなのに僕は、感謝の気持ちを忘れるどころか、自分のことばかりを優先していた。何かがうまくいかなかったり、自分の思い通りにならないと、すぐにチームのせいにしていた。
 
けれど、うまくいかないのは、本当は全部自分のせいだったんです。自分の能力が足りていないから、自分が他人を尊重できていないから、自分のことしか、自分が早く結果を出すことしか見えていないからだったんです。
 
それなのに自分は、チームを抜けて自分だけが注目されようとしてた。自分のことしか考えていなかった。目の前の課題から、逃げようとしていた。
 
そんな自分が情けなくて、悔しくて、自分の存在価値を信じられなくなった。
結局自分は、自分のことしか考えられない、クズ人間なんだ。
あの頃と何も変わらないんだ。
 
たくさんの人を裏切った自分に、ただただ絶望していました。
 
パソコンに向き合っても、ミーティングに参加しても集中できなくて、何も考えられず、現実逃避ばかりしていました。
何のために今までやってきたのか、何のために生きているのか、わからなくなってしまいました。
 
 
けれど、僕は本当に仲間に恵まれています。
僕の悩みを親身になって聞いてくれて、本音をぶつけてくれて、必要としてくれる仲間。
 
僕は徐々に、また自分の存在価値を信じられるようになっていきました。
こんな自分でも、必要としてくれる人がいる。できることがある。
 
だったら、これからは全力で、彼らのために動こう。そうすることがきっと、最終的には、本当に価値のあるものを生み出すから。そして、そのとき初めて、自分は認められるんだ。だから今は、自分の評価なんてどうだっていい。最強のチームと最高のプログラムを創ることに、自分の全てを注ぎたい。
 
そう思いました。
 
これは、単なる自己犠牲なんかではありません。今、チームのために動くことが、自分の成長につながると確信しているのです。
 
今までの僕はただただ焦るだけで、余裕を失って目の前の人を大切にできなかったり、ビジョンやミッションなど「大事なこと」が見えていませんでした。
そしてそれを、人のせいにしていました。大切な人を傷つけました。
 
僕に余裕さえあれば、僕がもっと成長していれば、そんなことにはならなかった。もう、こんな思いは二度としたくないんです。
 
ただ焦っているだけの人間は、「スピード感がある」とは言えません。落ち着いて、常に「大事なこと」を意識し、周囲の人を大切にしながら、状況に応じた適切なスピードでゴールに向かっていく。それが、本当の意味で「スピード感のある人」だと思います。
 
そうなるためには、今のチームでの経験が不可欠なのです。
 
 
 
僕は、今まで一度も、本気でチームのために動いたことがありませんでした。
 
だから、
 
それなら一度くらい、本気でチームと向き合って、全員で一つのものを創り上げてみてもいいじゃないか。自分の全てをかけて、最強のチームをつくってやる。
自分ならできる。
この絶望を乗り越えて、絶対に変われる。
 
そう決めました。
 
そして何より、最高のチームと最高のプログラムを実現させることに、僕は今までにないほどのワクワクを感じています。
僕たちにしか、EDUCAにしか創ることのできない未来がある。
可能性に満ちた途上国の生徒たちが、EDUCAを通じて、どんなストーリーを創り上げていくのか。
世界はどう変わっていくのか。
 
今は、この「ワクワク」が、僕を突き動かす原動力です。
 
「マクロにとらわれるな、ミクロに突き抜けろ。」
 
結果へのこだわりと焦りはうまく生かしつつ、それにとらわれず、ワクワクしながら、誰かのために全力で突き抜けていきます。
 
 
 
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
こんな未熟な僕ですが、もっともっと成長して、もっともっと人をワクワクさせるものを創っていきたいと思います。
 
冒頭でも申し上げましたが、ぜひ会ってお話しできればと思っています。
 
また、僕にできることがあれば何でもしますので、お気軽にご連絡ください。
 
これからもよろしくお願いします。